明林堂書店フジ西宇部店 田中由紀さんが
20,000円で選んだ光文社の本

※書影をクリックすると、本の詳細をご覧いただけます。

人との関わりの大切さを描いた本

様々な場面において、コミュニケーションはとても必要なことだと思う。
仕事であったり、単なる井戸端会議だとしても、人との関わりは避けて通れない。
昨今では、家族との関わりも希薄になり、身近で学べない人もいると思う。
それで、お仕事小説を含め、人との関わりの大切さが記されている本を選んでみました。

推し3タイトル!


神様からひと言

荻原浩

クレーム処理に奮闘する会社員を描いた名作!

ある食品会社のお客様相談室で勤務することになったらどうするか。
クレームの対応というのはコミュニケーションの中でも難易度が高いと思う。
それが電話口なら、対話している人の表情は見えず、声のトーンなどで相手の感情を判断しないといけない。ユーモアも交えて楽しく読める。


光文社文庫
定価755円(税込)

会話を哲学する

三木那由他

言語哲学者がフィクション作品を題材に「会話」という営みを徹底分析

どの場面でも必要とされるコミュニケーションとマニピュレーション。
その範例が、知られている漫画や小説などからピックアップされて、分かりやすく解説されている。会話の中で、お互いの気持ちを汲み取る、という事こそが大事なのかなと思う。
そして範例の漫画や小説に対して興味を持ち、次への読書につながる。


光文社新書
定価1,012円(税込)

希望難民

古市憲寿

「承認の共同体」の可能性と限界を描いた、気鋭のデビュー作

希望を持とうとか、夢を追い続けようと言うのは、とてもポジティブな精神だ。
だが、それにはコミュニティの中での承認が必要とも言えるのではないか。ピースボートでの世界一周の旅に著者自ら参加し、人との関わりを書いたルポは、とても興味深い。参考文献一覧からも、さらに読書の幅が広がる。


光文社未来ライブラリー
定価990円(税込)

その他の書目はこちらから


人間の大地

サン=テグジュペリ 渋谷豊・訳


光文社古典新訳文庫

定価1,078円(税込)

ヒューマン・コメディ

サローヤン 小川 敏子・訳


光文社古典新訳文庫

定価968円(税込)

死にたいけどトッポッキは食べたい

ペク・セヒ 山口ミル・訳


定価1,540円(税込)

あとを継ぐひと

田中兆子


定価1,760円(税込)

教養悪口本

堀元見


定価1,650円(税込)

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した

ジェームズ・ブラッドワース 濱野大道・訳


光文社未来ライブラリー

定価1,210円(税込)

ネガティブ感情向き合い練習帳

吉武大輔


定価1,760円(税込)

いままで起きたこと、これから起きること

高城剛


光文社新書

定価946円(税込)

農家はもっと減っていい

久松達央


光文社新書

定価1,144円(税込)

100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。

与謝野


定価1,100円(税込)

女の敵には向かない職業

水生大海


定価1,980円(税込)

老人ホテル

原田ひ香


定価1,760円(税込)

合計 19,653円(税込)

明林堂書店フジ西宇部店

田中由紀さん

〒759-0208 山口県宇部市西宇部南4丁目10-5

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