紀伊國屋書店新宿本店 n.oさんが
20,000円で選んだ光文社の本

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普段の言葉で語られる古典文学たち

わたしは海外文学を色々な訳を比べながら読むのが好きです。今まで読んできた光文社古典新訳文庫はどれもわたしたちの普段の言葉で古典を生き生きと物語ってくれていて、とても魅力的でした。そこで今回は「言葉」をテーマに(今ぜひ読んで欲しい古典新訳文庫の本も含め)選書させていただきました。

推し3タイトル!


サロメ

オスカー・ワイルド  平野啓一郎・訳

芥川賞作家の新訳で蘇る「世紀末最大の傑作」

平野啓一郎さんのサロメは本当にすごい。「これがサロメなのか?」と思うのですが、やっぱりサロメなのです。それはもうぞくぞくします。今までのサロメ像を大きく覆してくるのです。訳ひとつで、こんなに作品に対するイメージや感じ方が変わるのだ、と鳥肌が立ちました。


光文社古典新訳文庫
定価858円(税込)

ソクラテスの弁明

プラトン  納富信留・訳

プラトンが哲学として伝えた、ソクラテスの真実

一度は読んでみたい、プラトンやセネカやアリストテレス。でも今まで哲学と縁のなかったわたしは、何をどう読めば良いのか分からず、未だ読み終えた哲学書は無し。でも、初めに読むなら光文社古典新訳文庫だなぁと思います。読みやすい訳と解説が、敷居を低くしてくれる気がします。


光文社古典新訳文庫
定価990円(税込)

もしも、詩があったら

アーサー・ビナード

詩の魅力を存分に伝える、珠玉のエッセイ

「もしも」という言葉が持つ力とは。「もしも」を軸に古今東西の名詩をめぐり、言葉の不思議さ、面白さ、魅力を存分に味わうための、エッセイであり詩のアンソロジー。この一語でこれほど楽しむことができるなんて、本当に言葉は奥深いです。


光文社新書
定価946円(税込)

その他の書目はこちらから


カラマーゾフの兄弟1

ドストエフスキー 亀山郁夫・訳


光文社古典新訳文庫

定価796円(税込)

カラマーゾフの兄弟2

ドストエフスキー 亀山郁夫・訳


光文社古典新訳文庫

定価859円(税込)

カラマーゾフの兄弟3

ドストエフスキー 亀山郁夫・訳


光文社古典新訳文庫

定価922円(税込)

カラマーゾフの兄弟4

ドストエフスキー 亀山郁夫・訳


光文社古典新訳文庫

定価1,132円(税込)

カラマーゾフの兄弟5

ドストエフスキー 亀山郁夫・訳


光文社古典新訳文庫

定価692円(税込)

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス

フロイト 中山元・訳


光文社古典新訳文庫

定価704円(税込)

ハムレット Q1

シェイクスピア 安西徹雄・訳


光文社古典新訳文庫

定価770円(税込)

舟を編む

三浦しをん


定価1,650円(税込)

狭き門

ジッド 中条省平・訳


光文社古典新訳文庫

定価1,078円(税込)

人生の短さについて 他2篇

セネカ 中澤務・訳


光文社古典新訳文庫

定価990円(税込)

われら

ザミャーチン 松下隆志・訳


光文社古典新訳文庫

定価1,166円(税込)

言葉の品格

イ・ギジュ 米津篤八・訳


定価1,760円(税込)

言葉の温度

イ・ギジュ 米津篤八・訳


定価1,870円(税込)

文学こそ最高の教養である

駒井稔


光文社新書

定価1,540円(税込)

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅

谷口義明


光文社新書

定価1,210円(税込)

合計 19,933円(税込)

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